【書評】 平松さとしの泣ける競馬

 

・泣けるエピソード!

 

 

競馬と言うとです。


競走馬。
騎手。


こちらにスポットライトが当たります。

 

本書もそういうエピソード多いです。
しかし、それ以外の関係者。
普段は日の目を見ないような話。

 

まさに泣けるという話。
競馬を知らなくても楽しく読める1冊です。

 

 

 

泣ける競馬

 

 

 

書名:泣ける競馬


著者:平松さとし


出版社:KADOKAWA


出版年:2019年5月24日


ページ数:240ページ

 

 

 

装画はマキバオーのつの丸先生。
武豊騎手、推薦!
心温まるエピソード満載の本書。
私なりの書評していきます。

 

 

 

・競馬のお話し!

 

 

(P.116) 引退式を待つ間の中山競馬場の地下馬道。オルフェーヴルの顔を両手で優しく抱きキスをした池添の胸中には様々な想いが浮かんでは消えた。

 

 

池添謙一騎手。
オルフェーヴル。
引退レースの有馬記念。
そのエピソードが書かれています。

 

凱旋門賞に乗れなかった悔しさが1つ。
もう1つのエピソード。
5歳の重病の子どもとの話。
こちらが裏ではありました。

 

その子にオルフェーヴルを合わせた。
実はその子は有馬記念の2週間前。
お亡くなりになっていた。
泣ける話が裏にありました。

 

 

 

 

(P.232) 2019年の春、再び障害レースに戻って勝利したオジュウチョウサンの物語は、第二章に突入した。

 

 

 

オジュウチョウサン。
既に引退されています。
当時のエピソード語られる機会も増えています。
現役中の話ですね。

 

障害レースの絶対王者。
平地で2連勝。
有馬記念をファン投票で武豊騎手と出走。
10万票を超える大人気でした。

 

 

【泣ける競馬 (平松さとし)】

 

 

 


・明るい泣ける話も多いです!

 

 

 

【書評】 平松さとしの泣ける競馬でした。

 

競馬の泣ける話というとです。
どうしても競走馬の予後不良。
亡くなってしまったエピソードも多い。


本書はそんな中で明るくて泣けるエピソードが満載。
競馬の裏ではこういう泣ける話があるが理解できる内容です。